この記事では、「善導」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「善導」の正しい読み方は「ぜんどう」と「よしどう」どちら
「善」という漢字は訓読みでは「善(よ)い」と読み、音読みでは「ぜん」や「せん」と読みます。
そして、「導」という漢字は訓読みでは「導(みちび)く」や「しるべ」と読み、音読みでは「どう」と読みます。
「善導」の場合、「善」と「導」それぞれに音読みを当て、「ぜんどう」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「善導」の正しい読み方は「ぜんどう」になります。
「善導」の意味
「善導」とは、「善い方へと教え導くこと」や「善い導き」を意味する言葉です。
「善導」の類義語には「指導」や「教導」、「指南」や「教示」などがあります。
また、人物名としての「善導(ぜんどう)」は中国、唐代の僧のことを指します。
「善導」は中国浄土教の大成者であり、著作である観無量寿経疏や往生礼讃などは日本の浄土教に多大な影響を与えたと云われています。
「善」は「正しい」や「道理に適っている」、「うまく」や「十分」、「仲が良い」や「親しむ」という意味のほか、「よくする」という意味が含まれる漢字です。
そして、「導」という漢字には「教え」や「案内する」、「熱や電気などを伝える」という意味が含まれています。
「善導」の言葉の使い方や使われ方
・『彼は少年たちを善導するための活動で全国を回っている』
・『この為政者によって、世の人々を善導するための政策が実施された』
・『善導のための書籍のラインナップが地上波で紹介されていた』
まとめ
・「善導」の正しい読み方は「ぜんどう」になります。
・「善導」とは、「善い方へと教え導くこと」や「善い導き」を意味する言葉です。