「専任」は仕事や働き方に関係する言葉です。
この言葉は仕事とのどういった関わり方を意味し何が正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「専任」の正しい読み方と意味について解説します。
「専任」の正しい読み方は「せんにん」と「せんまか」どちら
「専任」という言葉の読み方として「せんにん」と「せんまか」が候補になります。
「せんにん」と「せんまか」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「専任」の正しい読み方は「せんにん」です。
「専」は「専制」【せんせい】「専従」【せんじゅう】など「せん」と読みます。
「任」は「任命」【にんめい】「着任」【ちゃくにん】など「にん」と読むほか、「人任せ」【ひとまかせ】「風任せ」【かぜまかせ】など「まか」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「せんにん」と「せんまか」のうち「専任」の正しい読み方は「せんにん」です。
「専任」の意味
「専任」とは、「ひとつの仕事だけを担当すること」を意味する言葉です。
他の仕事を受け持たずひとつの仕事だけを担当するさまを指します。
複数の仕事を掛け持ちで担当することを「兼任」といいますが、兼任ではなくひとつだけを担当するのが「専任」です。
特定の仕事のみを担当する働き方であり専門的な知識や特別な技術を持つなどその仕事をこなすのにふさわしい能力を持つ人に認められる働き方です。
「専任」の言葉の使い方や使われ方
・『専任講師に選ばれる』
・『新人教育を専任で担当している』
・『専任は1人もおらず皆が兼任で仕事をこなしている』
まとめ
「専任」は「せんにん」と読むのが正しく「せんまか」と読むのは誤った読み方です。
学校や職場などで当たり前に使われている言葉なので正しい意味と読み方を理解しておきましょう。
