この記事では、「庁舎」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「庁舎」の正しい読み方は「ちょうしゃ」と「ちょうやど」どちら
「庁舎」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「庁」の漢字の音読みは「チョウ」で、訓読みはありません。
また、次の「舎」の漢字の音読みは「シャ」で、訓読みは常用漢字外の読みですが、「いえ・やど」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「ちょうしゃ」と読めることが分かります。
また、音読み+訓読みで繋いで、いわゆる重箱読みすれば、「ちょうやど」と読める可能性があることも分かります。
しかし、ここからはどちらの読みが正しいかは判断することが出来ません。
さて、「庁舎」の正しい読み方は「ちょうしゃ」と「ちょうやど」の、いずれなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論として、「庁舎」の正しい読み方は「ちょうしゃ」で、「ちょうやど」と読むのは間違いです。
この熟語では、少し特殊と言える重箱読みではなく、最も一般的な音読みを重ねた読み方の方が正しいことになります。
ちなみに、「舎」の漢字を訓読みの「やど」と読ませる熟語は、辞書で調べても見当たりませんでした。
「庁舎」の意味
「庁舎」とは、「官庁の建物のこと」を意味する言葉です。
「庁舎」の言葉の使い方や使われ方
・『色々な役所や官庁が入る建物は、一般的に合同庁舎と呼ばれています』
・『地方自治体で庁舎が新たに建設される際には、しばしば市民から、立派過ぎるとの批判が出ることがあります』
まとめ
「庁舎」の正しい読み方は「ちょうしゃ」で、「ちょうやど」と読むのは間違いです。
また、この「庁舎」とは、「官庁の建物のこと」を意味する言葉です。