「推挙」は人事に関連する言葉です。
具体的に人事に関連するどのような行為を指す言葉で読み方は何が正しいのでしょうか。
今回は、「推挙」の正しい読み方と意味について解説します。
「推挙」の正しい読み方は「すいきょ」と「すいて」どちら
「推挙」という言葉の読み方として思い当たるのが「すいきょ」と「すいて」です。
「すいきょ」と「すいて」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「推挙」の正しい読み方は「すいきょ」です。
「推」は「推測」【すいそく】「推定」【すいてい】など「すい」と読み、「挙」は「挙式」【きょしき】「選挙」【せんきょ】など「きょ」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「すいきょ」が「推挙」の正しい読み方はです。
「推挙」の意味
「推挙」とは、「地位や役職にふさわしいとして人を紹介しすすめること」を意味する言葉です。
人に対してふさわしいと思う人材を推薦することを表します。
対象になるのは自分以外の他人で、採用担当者に優秀な人材として友人を紹介したり有能な人物を雇うよう上司に申し出たりといったような地位や役職につくようプッシュすることを表す言葉です。
一般的にはある程度の地位についている人や信頼されている人が見込みのある人材を紹介するときに使い、特に地位や権限のない者が人を紹介することを「推挙」とはいいません。
「推挙」の言葉の使い方や使われ方
・『司令官に推挙される』
・『大臣が推挙した人物が期待に応え素晴らしい働きを見せた』
・『30歳の若さで社長に推挙される』
まとめ
「推挙」は「すいきょ」が正しい読み方で「すいて」は誤った読み方です。
地位や役職など人事に限って使う表現なので、場所や物品などをすすめる時には使わないよう注意してください。