「断片」が表しているのはどんな状態で何と読むのが正しい言葉なのでしょうか。
今回は、「断片」の正しい読み方と意味について解説します。
「断片」の正しい読み方は「だんぺん」と「だんかた」どちら
「断片」という言葉の読み方として「だんぺん」と「だんかた」の2つが思い当たります。
「だんぺん」と「だんかた」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「断片」の正しい読み方は「だんぺん」です。
「断」は「断続」【だんぞく】「油断」【ゆだん】など「だん」と読みます。
「片」は「切片」【せっぺん】「骨片」【こっぺん】など「ぺん」と読むほか、「片棒」【かたぼう】「片側」【かたがわ】など「かた」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせると「だんぺん」と「だんかた」になりますが「断片」の正しい読み方は「だんぺん」です。
「断片」の意味
「断片」とは、「ひとかたまりの一部分」を指す言葉です。
ひとつにまとまってかたまりになっているものの一部分を指します。
つなぎ合わせると元の形になるような一部の切れはしを指す言葉ですが、必ずしも元のかたまりから切り離されているわけではなく大きなものの一部分に対しても「断片」という表現を用います。
一般的にはきれいに切り分けられたものではなく無理やり切り離されたものやいいびつに切られたものを表す際に使われる表現です。
「断片」の言葉の使い方や使われ方
・『記憶の断片に触れる』
・『断片的な情報しか入ってこない』
・『爆破現場には建物の断片が散乱していた』
まとめ
「断片」の読み方は「だんぺん」が正しく「だんかた」と読むことはありません。
物体だけでなく記憶など形のないものに対しても用いられる言葉なので正しい意味と読み方を憶えておきましょう。