「次善」はいくつかの選択肢がある時に使う言葉です。
この言葉はどう読むのが正しい読み方で何を指しているのでしょうか。
今回は、「次善」の正しい読み方と意味について解説します。
「次善」の正しい読み方は「じぜん」と「つじよし」どちら
「次善」という言葉の読み方として考えられるのか「じぜん」と「つじよし」です。
「じぜん」と「つじよし」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「次善」の正しい読み方は「じぜん」です。
「次」には「次回」【じかい】「日次」【にちじ】など「じ」という読み方以外に、「次の間」【つぎのま】「次いで」【ついで】などの読み方があります。
「善」は「善心」【ぜんしん】「偽善」【ぎぜん】など「ぜん」と読むほか、「三善」【みよし】「善田」【よしだ】など主に地名で「よし」と読みます。
「次善」の正しい読み方は「じぜん」で「つじよし」と読むことはありません。
「次善」の意味
「次善」とは、「最も良いものに次ぐ2番目のもの」を指す言葉です。
選択肢や可能性のうち最も良いもののことを「最善」といいます。
最善に次ぐ2番目に良いものが「次善」です。
一般的には最善の選択肢が選べない時やうまくいかない場合に備える時に用いられる表現です。
最善ほどではないもののある程度好ましい結果が予想される場合に使う表現なので、良いか悪いか選択肢が2つしかないなど悪い結果が予想される場合には使いません。
「次善」の言葉の使い方や使われ方
・『次善の策を用意する』
・『うまくいかなかったので次善のやり方を試す』
・『リスクを回避して次善を選ぶ』
まとめ
「次善」の読み方は「じぜん」が正しく「つじよし」とは読みません。
いろいろな場面で使う言葉なので正しい意味と読み方を理解しておきましょう。
