学生や生徒が通って学ぶ学校の中には「私学」と呼ばれるものがあります。
具体的にどのような学校のことで何と読むのが正しいのでしょうか。
今回は、「私学」の正しい読み方と意味について解説します。
「私学」の正しい読み方は「しがく」と「しまなぶ」どちら
「私学」という言葉の読み方として当てはまりそうなのが「しがく」と「しまなぶ」です。
「しがく」と「しまなぶ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「私学」の正しい読み方は「しがく」です。
「私」は「私物」【しぶつ】「私用」【しよう】など「し」と読みます。
「学」は「学業」【がくぎょう】「勉学」【べんがく】など「がく」と読むほか、「学ぶ」【まなぶ】とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「しがく」と「しまなぶ」のうち「私学」の正しい読み方は「しがく」です。
「私学」の意味
「私学」とは、「私人によって設立された学校」を指す言葉です。
学問を学ぶための施設である学校は国や自治体が設立する公立のものと私人が設立する私設のものの2種類が存在します。
私人によって設立された学校を「私立学校」といい、私立学校を略した言葉が「私学」です。
広義では国公立学校以外のすべての学校を指しますが、一般的には学校教育法に基づいて設立された私設の学校を指します。
学校教育法に基づかない私設学校に関しては「私学」ではなく「私塾」などと呼んで区別します。
「私学」の言葉の使い方や使われ方
・『私学を受験する』
・『東京は私学のレベルがとても高い』
・『地方では私学よりも国公立の方が上だ』
まとめ
「私学」は「しがく」と読むのが正しく「しまなぶ」と読むことはありません。
日常的に使われている言葉なので正しい読み方と意味を理解しておきましょう。