この記事では、「割高」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「割高」の正しい読み方は「わりだか」と「わりこう」どちら
「割高」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「割」の漢字の音読みは「カツ」で、訓読みは「わ(る)・わり・さ(く)」です。
また、「高」の漢字の音読みは「コウ」で、訓読みは「たか(い)・たか 」です。
ここから、二つの漢字を訓読み+訓読みで繋げれば、「わりたか」と読め、これが発音を容易にする音変化の連濁により、「たか」が「だか」に変化すれば、「わりだか」と読める可能性があることが分かります。
また、訓読み+音読みで繋げて、いわゆる湯桶読みすれば「わりこう」読める可能性があることも分かります。
しかし、いずれが正しいかは、ここから判断することは出来ません。
さて、「割高」の正しい読み方は「わりだか」と「わりこう」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「割高」の正しい読み方は「わりだか」で、「わりこう」と読むのは間違いです。
この熟語では、少し特殊な湯桶読みではなく、訓読みを重ねた読み方が正しいことになります。
「割高」の意味
「割高」とは「品質や分量に比較して高価なこと」を意味する言葉です。
「割高」の言葉の使い方や使われ方
・『駅近のマンションは、少し遠方のマンションよりも賃料が割高です』
・『ダース買いではなく、バラ買いすると割高になります』
まとめ
「割高」の正しい読み方は「わりだか」で、「わりこう」と読むのは間違いです。
また、この「割高」とは「品質や分量に比較して高価なこと」を意味する言葉です。