この記事では、「安居」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「安居」の正しい読み方は「あんきょ」と「やすい」どちら
いくつもの読み方ができる漢字は、読み方に困ってしまいませんか。
では「安居」はどのように読むのでしょうか。
解説をします。
正しい読み方の結論
正しい読み方は「あんきょ」です。
「安」という漢字は、音読みで「アン」、訓読みで「やすい」「やすんじる」「いずくんぞ」と読みます。
小学校3年生で習う常用漢字です。
「居」という漢字は、音読みで「キョ」「コ」、訓読みでいる」「おる」「おく」と読みます。
小学校5年生で習う漢字です。
「安」は「安い」と書いて「やすい」と読む機会が多いので、「安居」の「安」を「やす」と読みたくなります。
しかし、この場合は「あん」と読みます。
「居」は訓読みで「いる」と読みますが、この場合は「る」が送り仮名になります。
そのため、「安居」は「あんきょ」と読みます。
「やすい」と読む漢字には「安寝」があります。
「安居」の意味
あれこれ心配せずにのんびりと暮らすこと、現在の状態に安心していることという意味です。
「安」には、やすらかである、落ち着いている、心配なことがない、「居」には、いる、住むという意味があります。
このことから「安居」には、心配するなく暮らす、安心しているという意味があることがわかります。
あれこれ思いわずらうことがない状態は、気楽でのんびりした生活といえそうです。
「安居」の言葉の使い方や使われ方
・『その地で安居する』
・『安居する国民』
まとめ
この言葉は「あんきょ」と読みます。
心配することがなくのんびりと暮らすことという意味です。