この記事では、「拝借」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「拝借」の正しい読み方は「はいしゃく」と「はいかり」どちら
普段使う機会が少ない言葉は、漢字で書いてあると読み方に困ることがあります。
では、「拝借」はどのように読むのでしょうか。
解説をします。
正しい読み方の結論
正しい読み方は「はいしゃく」です。
「拝」という漢字は、音読みで「ハイ」、訓読みで「おがむ」と読みます。
小学校6年生で習う常用漢字です。
「借」という漢字は、音読みで「シャク」「シャ」、訓読みで「かりる」と読みます。
小学校4年生で習う漢字です。
「借」は「借りる」と書いて「かりる」と読むことが多いと思います。
そのため「拝借」を「はいかり」と読みたくなりますが、このような読み方はしません。
この場合、「拝」を「はい」、「借」を「しゃく」と読んで、「はいしゃく」と読みます。
また、「はいかり」という言葉はありません。
「拝借」の意味
借りることを自分の側を低めていう語です。
「拝」という漢字は、自分の行為を表す語につけて、相手に敬意を表す語です。
この意味では「拝見」「拝読」などの言葉を作ります。
「借」という漢字は、かりるという意味です。
このことから「拝借」は、借りることをへりくだっていう語であることがわかります。
専門家の知恵を借りるということは、「専門家の知恵を拝借する」と表現できます。
相手に敬いの意を表す言い方です。
「拝借」の言葉の使い方や使われ方
・『姉から服を拝借する』
・『名言を拝借する』
・『○○氏から拝借したスーツ』
まとめ
この言葉の正しい読み方は「はいしゃく」です。
借りることを自分の側を低めて表現する言葉です。