この記事では、「背後」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「背後」の正しい読み方は「はいご」と「せご」どちら
普段耳にする言葉でも、漢字で書いてあると読み方がわからないことがあります。
では「背後」はどのように読むのでしょうか。
解説をします。
正しい読み方の結論
正しい読み方は「はいご」です。
「背」は、音読みで「ハイ」、訓読みで「せ」「せい」「そむく」「そむける」「うしろ」と読みます。
小学校6年生で習う漢字です。
「後」は、音読みで「ゴ」「コウ」、訓読みで「のち」「うしろ」「あと」「おくれる」「しり」と読みます。
小学校2年生で習う漢字です。
「背」はこの漢字だけで書いてあるときには、「せ」と読むことが多いので、「背後」を「せご」と読みたくなりますが、このような読み方はしません。
この場合は「背」を「はい」、「後」を「ご」と読んで、「はいご」と読みます。
「背後」の意味
この言葉には2つの意味があります。
ひとつは、うしろ、背中の方です。
人間でいうと、自分の背中の側の方を意味します。
目につかない部分のことです。
もう一つの意味は、物事の表に出てこない部分です。
「事件の背後にある事柄」のような使い方をするもので、表面に出てこない隠された部分のことをいいます。
「背」という漢字には物の後ろ側、「後」という漢字にはうしろという意味があります。
このことから「背後」には、物の後ろという意味があることがわかります。
物の後ろは見えないので、隠れた部分という意味にもなります。
「背後」の言葉の使い方や使われ方
・『背後から人が忍びよってくる』
まとめ
この言葉は「はいご」と読みます。
後ろ側、物事の隠された部分という意味です。