この記事では、「一因」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「一因」の正しい読み方は「いちいん」と「はじめいん」どちら
「一因」は「いちいん」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「一」の音読みは「いち・いつ」、訓読みは「ひと・ひと(つ)・はじ(め)」、「因」は「いん」、訓読みは「よ(る)・ちな(む)・ちなみ・よすが」です。
「一因」と表記する場合「はじめいん」とは読みません、ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「一因」の正しい読み方は「いちいん」です。
「はじめいん」とは読みません。
「一因」の意味
「一因」の意味は「複数ある元となる事柄のうちのひとつ」「仏教用語で、仏になるために唯一の根拠となるもの」です。
「一」は「ひとつ」「一番目」「ものごとの最初」「ひとたび」という意味、「因」は「事の起こるもと」という意味、「一因」で「事の起こるもととなるひとつ」になります。
「因」という漢字は、「口」+「大」で成り立っていて、「布団を敷いてその上の大の字に寝る人」を表しています。
ここから「下地を踏まえて、その上に乗ること」という意味で使われる様になりました。
「一因」の言葉の使い方や使われ方
「一因」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『感染症拡大の一因として、水際対策緩和があると思われる』
・『火事が広まる一因として冬の乾燥した空気が関わっている』
・『小麦粉の流通が減ったことが物価上昇の一因となる』
まとめ
今回は「一因」の読み方について紹介しました。
「一因」の正しい読み方は「いちいん」で、「はじめいん」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。