この記事では、「割引」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「割引」の正しい読み方は「わりびき」と「わりひき」どちら
「割引」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「割」の漢字の音読みは「カツ」で、訓読みは「わ(る)・わり・さ(く)」です。
また「引」の漢字の音読みは「イン」で、訓読みは「ひ(く)」です。
ここから、二つの漢字を訓読み+訓読みで繋げば、「わりひき」と読める可能性があることが分かります。
しかし、「引」の漢字に「び(く)」との読みがないことから、「わりびき」と読むのが難しいと思われます。
さて、「割引」の正しい読み方は「わりびき」と「わりひき」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「割引」の正しい読み方は「わりびき」で、「わりひき」と読むのは間違いです。
この結論は、先に推察したのとは逆になっています。
この理由としては、「わりひき」の読みを容易にするために、音変化の連濁で「ひき」が「びき」に変化して、「わりびき」との読み方に変化したからです。
「割引」の意味
「割引」とは「一定の価格から、ある比率の金額を引くこと」及び「いくらか低く評価すること」を意味する言葉です。
「割引」の言葉の使い方や使われ方
・『このスーパーマーケットは、明日は冷凍食品が全品20~30%の割引で販売されます』
・『彼の話はいつもオーバーなので、いくらか割引して聞く必要があります』
まとめ
「割引」の正しい読み方は「わりびき」で、「わりひき」と読むのは間違いです。
また、この「割引」とは「一定の価格から、ある比率の金額を引くこと」及び「いくらか低く評価すること」を意味する言葉です。