この記事では、「拝復」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「拝復」の正しい読み方は「はいふく」と「はいぷく」どちら
「拝復」の「拝」は、音読みで「ハイ」、訓読みで「おが(む)」と読みます。
また「復」は、音読みで「フク」、訓読みで「また」、「かえ(る)」、「かえ(す)」などとなります。
「拝」と「復」は音読みで「はいふく」と読むことができます。
一方、「復」は「反復」などの場合は「ぷく」と読みますが、「拝復」では「ぷく」とは読みません。
正しい読み方の結論
「拝復」の正しい読み方は「はいふく」です。
「復」は「ぷく」とも読むこともありますが、「拝復」の場合は「ふく」と読みます。
「拝復」は「はいぷく」ではなく、「はいふく」と読むようにしましょう。
「拝復」の意味
「拝復」とは、返信の手紙の冒頭に書く挨拶の言葉のことを言います。
「拝復」の「拝」は、「おがむ」、「手を合わせてお辞儀をする」、「お受けする」などを意味しています。
また「復」は、「かえる」、「戻る」、「かえす」などを表しています。
そのため、「拝復」は漢字の意味から見ると、「お受けして返す」と言うような意味合いになります。
「拝復」の言葉の使い方や使われ方
・『拝復は敬具とセットで用います』
・『拝復は謹(つつし)んで返信をする場合に使います』
・『拝復、迅速なご返信をいただきありがとうございます』
まとめ
「拝復」と関連した語としては、「復啓(ふくけい)」、「啓復(けいふく)」、「拝答(はいとう)」、「敬復(けいふく)」、「復申(ふくしん)」あるいはなどが挙げられます。
「拝復」は「はいぷく」ではなく、「はいふく」と読むことを覚えておくと良いでしょう。