この記事では、「無視」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「無視」の正しい読み方は「むし」と「なし」どちら
「無視」は「むし」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「無」の「む・ぶ」、訓読みは「な(い)」、「視」の音読みは「し」、訓読みは「み(る)」です。
「無視」と表記する場合「なし」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「無視」の正しい読み方は「むし」です。
「なし」とは読みません。
「無視」の意味
「無視」の意味は「目の前にあるのにまるでないかの様に知らんふりすること」「人の主張やものの価値を認めないこと」です。
「無」は「存在しない」「~がない」という打消しの意味、「視」は「目で見て捉える」から転じて「注意して見る」「その様に扱う」という意味、「無視」で「目で見えていないかの様にする」「注意を払わないこと」になります。
実際に目で見えていることだけではなく、人の意思や感情など目に見えないものにも使われる言葉です。
「無視」は若者言葉で「シカト」と言われます。
これは、十月の札は鹿が横を向いた絵柄であることから「そっぽを向くこと」という意味で使われたのが由来です。
「無視」の言葉の使い方や使われ方
「無視」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『命令を無視して勝手に行動すた部下を処分する』
・『都会では大勢の人達が当たり前の様に信号無視する』
・『皆で一人だけ無視するのはいじめ行為である』
まとめ
今回は「無視」の読み方について紹介しました。
「無視」の正しい読み方は「むし」で、「なし」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。