「一切合財」の読み方と意味とは?「いっさいがっさい」と「ひときりあいさい」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「一切合財」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「一切合財」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「一切合財」の正しい読み方は「いっさいがっさい」と「ひときりあいさい」どちら

「一切合財」は古くから使われてきた言い回しですが、読み方に迷う言葉でもあります。

読み方は「いっさいがっさい」「ひときりあいさい」のどちらが正しいのでしょうか。

正しい読み方の結論

「一切合財」の正しい読み方は「いっさいがっさい」です。

これは二つの言葉「一切」(いっさい)と「合財」(がっさい)を組み合わせた四字熟語です。

訓読みで「ひときりあいさい」と読むことはありません。

「一切合財」の意味

「一切合財」「ひとつ残らず全て」という意味です。

そもそも「一切」「合財」は、お金や身の回りのものをひとまとめにして持ち歩くために使われていた下げ袋の名称です。

自分の持ち物を全て収納して持ち歩けることから、どちらも「全て」という意味を持つ言葉として使われるようになりました。

そして、これらを組み合わせた四字熟語の「一切合財」は、同じ意味を持つ言葉が重複することで「全て」という意味が強調され、「ひとつ残らず全て」であることを強調したいときに使える言い回しになっています。

ちなみに「一切合財」「一切合切」と表記することもありますが、意味は全く同じです。

「一切合財」の言葉の使い方や使われ方

・『火事で財産を一切合切失ってしまった』
・『今後は一切合切関わるつもりはない』
・『一切合切隠さずに打ち明ける』

まとめ

「一切合財」「いっさいがっさい」と読み「ひとつ残らず全て」という意味を持ちます。

初めて見た時は読み方が分かりにくいかもしれませんが、「いっさい・がっさい」と語呂が良くリズム感がある言葉なので、読み方を一度覚えたら忘れることはないでしょう。

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