この記事では、「応戦」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「応戦」の正しい読み方は「おうせん」と「おういくさ」どちら
いくつもの読み方ができる漢字は、読み方に迷います。
では、「応戦」はどのように読むのでしょうか。
解説をします。
正しい読み方の結論
正しい読み方は「おうせん」です。
「応」という漢字は、音読みで「オウ」、訓読みで「こたえる」と読みます。
人の名前で使うと、「かず」「たか」「のぶ」などと読まれます。
「戦」という漢字は、音読みで「セン」、訓読みで「いくさ」「たたかう」「おののく」「そよぐ」と読みます。
「戦」はこの漢字だけで書いて「いくさ」と読むことが多いので、「応戦」を「おういくさ」と読みたくなります。
しかし、「おういくさ」という言葉はなく、この場合は「おうせん」と読みます。
「応戦」の意味
敵からの攻撃に応じて戦うことという意味です。
「応」には、こたえる、うけこたえる、呼びかけにこたえるという意味があり、「戦」には、たたかう、たたかい、いくさという意味があります。
このことから「応戦」には、攻撃に応えて戦うという意味があることがわかります。
「応えて」なので、相手が攻撃をしてきており、それに返すようなことを意味します。
相手は何もしてきていないのに、自分から戦いを仕掛けることではありません。
戦うといっても、武器を使うもの、言葉を使うものなどさまざまありますが、この言葉には戦い方の意味は含まれていません。
「応戦」の言葉の使い方や使われ方
・『キックで応戦をする』
・『○○さんも応戦をする』
・『応戦をして敵は立ち去った』
まとめ
この言葉の正しい読み方は「おうせん」です。
敵からの戦いに応じるという意味を持っています。