この記事では、「応札」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「応札」の正しい読み方は「おうさつ」と「おうれい」どちら
「応札」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の読みを確認します。
「応」の漢字の音読みは「オウ」で、訓読みは「こた(える)」です。
また「札」の漢字の音読みは「サツ」で、訓読みは「ふだ ・さね・わかじに」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げば、「おうさつ」と読めることが分かります。
しかし、「札」の漢字には「れい」との読みがないことから、「応札」と読むのは間違いではないかと推察されます。
さて、「応札」の正しい読み方は「おうさつ」と「おうれい」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「応札」の正しい読み方は、最も一般な音読みを重ねた読み方の「おうさつ」で、「おうれい」と読むのは、先に推察した通り、間違いです。
「応札」を「おうれい」と読み間違えられることがあるのは、「札」と似た漢字の「礼」の音読みが「れい」であり、これと混同されたことが、その理由だと思われます。
「応札」の意味
「応札」とは、「競争入札に加わること」を意味する言葉です。
「応札」の言葉の使い方や使われ方
・『応札の締め切り日は明日ですが、未だに応札金額に悩んでいます』
・『条件が非常に厳しいので、応札する業者があるか心配です』
・『競争入札に応札する業者は5社程度だと考えています』
まとめ
「応札」の正しい読み方は「おうさつ」で、「おうれい」と読むのは間違いです。
また、この「応札」とは、「競争入札に加わること」を意味する言葉です。