この記事では、「有情」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「有情」の正しい読み方は「うじょう」と「ありじょう」どちら
「有」という漢字は訓読みでは「有(あ)る」や「有(も)つ」と読み、音読みでは「ゆう」や「う」と読みます。
そして、「情」という漢字は訓読みでは「情(なさ)け」や「こころ」、「おもむき」と読み、音読みでは「じょう」や「せい」と読みます。
「有情」には2つの読み方があり、「有」と「情」それぞれに音読みを当て、「うじょう」と読む場合と、同じく音読みを当て「ゆうじょう」と読む場合があります。
正しい読み方の結論
「有情」の正しい読み方は「うじょう」と「ゆうじょう」になります。
「有情」の意味
「有情」には2つの読み方があり、どちらの読みを用いるかによって指し示す意味が異なります。
「有情(うじょう)」とは、仏教用語で「人間や動物など、感情や意識といった心の働きを有する者」を意味する言葉です。
そして、「有情(ゆうじょう)」には以下の意味が含まれています。
・「心のあること」や「人間としての感情があること、そのさま」
・「感情や感覚を持つこと」
「有情」の言葉の使い方や使われ方
・『冷徹な人物であれど、親の死に目には涙を流し、有情であることを覗わせた』
・『人は有情であるが故に分かり合うことも分かり合えずに争いになるとも言える』
まとめ
「有情」には「うじょう」と「ゆうじょう」の2つの読み方があり、どちらの読み方を用いるかによって、含める意味に違いが生まれます。
「有情(うじょう)」は仏教用語で「人間や動物など、感情や意識といった心の働きを有する者」を意味する言葉です。
そして、「有情(ゆうじょう)」は「心のあること」や「人間としての感情があること、そのさま」、「感情や感覚を持つこと」を意味する言葉でした。