「温厚」の読み方と意味とは?「おんこう」と「おんあつ」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「温厚」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「温厚」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「温厚」の正しい読み方は「おんこう」と「おんあつ」どちら

「温厚」「おんこう」と読み、音読みになります。

音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。

「温」の音読みは「おん・うん」、訓読みは「あたた(か)・あたた(かい)・あたた(まる)・あたた(める)・ぬく(い)・ぬる(い)・ぬく(める)・ぬく(まる)・たず(ねる)・つつ(む)」「厚」の音読みは「こう」、訓読みは「あつ(い)」です。

「温厚」と表記する場合「おんあつ」とは読みません。

ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。

正しい読み方の結論

「温厚」の正しい読み方は「おんこう」です。

「おんあつ」とは読みません。

「温厚」の意味

「温厚」の意味は「穏やかで、優しくまじめな様子」です。

滅多に怒ったりせず、寛容な性格であることを表し、人だけではなく動物にも使われます。

「温」「あたたかい」から転じて「顔色や心がおだやかである」という意味、「厚」「幅がある」「ゆたかである」から転じて「心づかいがねんごろ」という意味、「温厚」「顔の表情や心が穏やかで、人に優しいこと」になります。

「温厚」の言葉の使い方や使われ方

「温厚」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『上司は温厚な性格で部下から慕われている』
・『彼は温厚だが礼儀やマナーには厳しい』
・『我が家の愛犬は昼寝が好きで温厚な性格だ』

まとめ

今回は「温厚」の読み方について紹介しました。

「温厚」の正しい読み方は「おんこう」で、「おんあつ」とは読みません。

正しく読める様に覚えておきましょう。

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