この記事では、「橙」の読み方を分かりやすく説明していきます。
木へんに登で「橙」の読み方
「橙」は音読みでは、「トウ」と読みます。
また、訓読みで「だいだい」と読みます。
「橙」の意味
「橙(だいだい)」はミカン科ミカン属に分類される常緑樹や、その果実のことを言います。
「橙」は他にも、「回青橙」や「臭橙」の漢字表記があります。
「橙」の開花時期は、5月から6月頃で、白い花が咲きます。
橙色の果実がなるのは、11月から翌年の2月頃までです。
「橙」は「木」に「登」と書きますが、「木」は「き」、「立ち木」、「材木」などの意味があります。
また、「登」は「のぼる」、「あがる」、「みのる」などを表しています。
「だいだい」の呼び名は和名で、「代々栄える」と言う縁起担ぎの意味で名付けられたと言われています。
「橙」の例文や使われ方
・『橙はインド、ヒマラヤが原産地です』
・『橙は鏡餅に乗せたり、正月飾りとしても利用されています』
・『橙の果実は飲料や食料の他、精油や薬用にも用いられています』
まとめ
「橙」と関連した言葉としては、「柑橘類」、「オレンジ」、「ネーブル」、「夏みかん」、または、「みかん」などがあります。
そして、「橙」が含まれる名字の方は、「橙木(だいだいき・とうぼく)」、「橙山(とうやま)」、「橙(だいだい)」さんがいらっしゃいます。
さらに、「橙」が入ったことわざに、「橙が赤くなれば医者の顔が青くなる(だいだいがあかくなればいしゃのかおがあおくなる)」があります。
これは橙が色づいてくる秋の季節は過ごしやすいので、病気になる人が減ります。
そのため、仕事が減る医者の顔が青くなるというたとえです。
言葉の読み方や意味を知って、適切に使えるようにしていきたいものです。