この記事では、「荷」の読み方を分かりやすく説明していきます。
くさかんむりに何で「荷」の読み方
「荷」の漢字の音読みは「カ」で、訓読みは「に」で、常用漢字外の訓読みには「 はす・にな(う)」があります。
また、名前の読みとしては、「もち」の読みも使われており、男性の名前として「偉荷(よりもち)」、女性の名前として「荷葉子(かよこ)」や「真奈荷(まなか)」等に使われています。
「荷」の意味や解説
「荷」の漢字の意味としては、訓読みにある「に」すなわち「にもつ」の意味や、同じく訓読みにある「になう」すなわち「物を担ぐことや、引き受けること」の意味や、さらに訓読みにある植物の「はす(蓮)」の意味があります。
「荷」の熟語での使い方や使われ方
・『集荷』【しゅうか】
「各地からの荷物を一か所に集めること」を意味する熟語です。
・『負荷』【ふか】
「任務を負うこと、またその任務のこと」を意味する熟語です。
・『初荷』【はつに】
「正月の商い初めの商品を、トラックに載せて飾り付け、取引先に送り出すこと、及びその商品のこと」を意味する熟語です。
・『荷葉』【かよう】
「ハスの葉のこと」を意味する熟語です。
「荷」の漢字の付く難読熟語
難読熟語として、「シソ科ハッカ属植物の一群のこと」を意味する『薄荷(はっか)』や、「五穀をつかさどる食物の神のこと」を意味する『稲荷(いなり)』や「ショウガ科の多年草のミョウガのこと」を意味する『茗荷(みょうが)』や「山小屋などに荷上げをすることや、それを職業とする人のこと」を意味する『歩荷(ぼっか)』等があります。
まとめ
「荷」の漢字の音読みは「カ」で、訓読みは「に・はす・にな(う)」です。
また、「荷」の漢字には、「にもつ」や、「になうこと、すなわち物を担ぐことや、引き受けること」や、さらに植物の「はす(蓮)」の意味があります。