この記事では、「藷」の読み方を分かりやすく説明していきます。
くさかんむりに諸で「藷」の読み方
「藷」は音読みでは、「ショ」と読みます。
また、訓読みで「いも」、「さとうきび」と読みます。
「藷」の意味や解説
「藷」とは、イモ類の総称のことを意味しています。
他にも、「サトウキビ」のことを表しています。
「サトウキビ」とは、イネ科サトウキビ属に分類されている多年草の植物ですが、収穫は一年で行われています。
「サトウキビ」の漢字表記は、「砂糖黍」が一般的に用いられています。
「サトウキビ」は、日本では沖縄や、鹿児島の南西諸島などで栽培されています。
「サトウキビ」の茎は木化し、節があります。
茎の中に糖分を含んでいて、砂糖の原料になっています。
「サトウキビ」は秋から冬にかけて、直立した花穂がつきます。
そして、1月から3月頃が収穫期になります。
「サトウキビ」の別名には、「カンショ・カンシャ(甘蔗)」、「シンサトウキビ」などがあります。
また、英語表記は「sugar cane」になります。
さらに、「サトウキビ」の花言葉は「平和」です。
「藷」の熟語での使い方や使われ方
・『薯蕷藷』【とろろいも】
山芋や長芋など、すりおろして、「とろろ」にして食べるイモのことを言います。
・『馬鈴藷』【じゃがいも】
ナス科ナス属の多年草の植物のことを表しています。
・『薩摩藷』【さつまいも】
ヒルガオ科サツマイモ属の多年草の植物のことを指しています。
まとめ
「藷」は「くさかんむり」に「諸」と書きますが、くさかんむりは漢字の冠の一つで、漢字で「草冠」と表記します。
また、「諸」は音読みで、「ショ」、訓読みで「もろ」、「もろもろ」と読んで、「もろもろ」、「いろいろの」、「これ」などを表しています。
言葉の読み方や意味を知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。