にんべんに加と書く漢字には「伽」があります。
この記事では、「伽」の読み方を分かりやすく説明していきます。
にんべんに加で「伽」の読み方
「伽」は音読みで「か」や「が」、「きゃ」と読み、訓読みは「とぎ」と読みます。
この読み方はは語源である古代サンスクリット語の梵語から作られました。
「伽」の意味や解説
「伽」は退屈な時間を慰める時や付き添う時に使う言葉です。
「伽」はこれ以外にも看病する時にも使う言葉であり、主に熟語として使われます。
子供たちに向けた伝説や昔話を表す言葉には「御伽話」があり、こちらは国によって様々な物語が存在します。
「伽」は退屈な時間を慰めるという意味で使いますが、こちらは家族同士でするものから親密な関係性でするものも存在します。
夜間に男女が退屈な時間を慰める行為を示す言葉には「夜伽」があり、こちらは夜に物語を話したり男女で付き添うことを示す意味があります。
「伽」はこれ以外にも人名に対して使われます。
「伽」の熟語での使い方や使われ方
・『御伽話』【おとぎばなし】
「子供に聞かせる物語や昔話、伝説」であり、こちらは国や地域によって様々なものがあります。
「御伽話」は「おとぎ話」と書くことも可能であり、こちらはフィクションや幻想的な物語も多く存在します。
・『夜伽』【よとぎ】
「夜間に付き添うこと」を示す言葉です。
こちらは病人の看護や通夜という意味から、女性が男性と付き添って寝ることを示す意味があります。
・『伽羅』【きゃら】
「香木の一種」であり、高価なことから良いものを褒める時に比喩として使うことも可能です。
まとめ
「伽」は主に退屈な時間を慰める時や付き添うことを示す言葉です。