この記事では、「恢」の読み方を分かりやすく説明していきます。
りっしんべんに灰で「恢」の読み方
「恢」は音読みで「かい」と読みます。
また訓読みでは「ひろい」、「おおきい」と読みます。
「かい」という読み方で人名になることもあるようです。
「恢」の意味や解説
「恢」は、「ひろい。
大きい」という意味があります。
また「かえる。
もどる」という意味があります。
「かえる。
もどる」という意味で使うときは、「回」という漢字に置き換えて使うことが多くなっています。
「恢」の熟語での使い方や使われ方
・『恢恢』【かいかい】
「大きく広く包みいれる様子」を意味します。
ゆったりとしている様子を意味します。
そのため「天網恢々疎にして洩さず」という言葉には、「天に張られている網は、網目が荒く見えるかもしれない。
しかし悪事を働いた人間を決して通すことはない」という意味があります。
・『恢復』【かいふく】
「悪い状態になったものが、元の状態に戻ること」という意味があります。
また、元に戻すことを意味します。
例えば健康が回復したときに、「健康が恢復する」と言います。
また、「名誉を恢復する」などという使い方を良くします。
一般的には「回復」という漢字を使います。
・『恢奇』【かいき】
「大きくて優れている」という意味があります。
また「大きくて立派であること」という意味もあります。
大きくて優れた若者を見た時に、「彼は恢奇な青年だ」などと言う使い方をすることができます。
まとめ
「恢」は「かい」と読み、「ひろい。大きい」という意味と、「かえる。もどる」という意味があることが分かりました。
とてもスケールが大きい物を見た時、あるいは何かが元の状態に戻る時などに使う言葉だということを知っておくといいのではないでしょうか。