「態様」という言葉には、どのような読み方や意味があるのでしょうか?
この記事では、「態様」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「態様」の正しい読み方は「たいよう」と「のうよう」どちら
「態様」は正しくは「たいよう」と読みます。
正しい読み方の結論
「態様」は「たいよう」とだけ読み、別の漢字を用いて「体様(たいよう)」と表記されることもあります。
「態様」の意味
「態様」とは、「物事の状態や様子」、「物事のありさま」を意味する言葉です。
「態」という漢字には「さま」や「様子」、「姿」、「ありさま」などの意味が含まれています。
一方、「様」という漢字にも「さま」や「かたち」、「ありさま」といった意味が含まれています。
日常でも使用される言葉ですが、不動産業では「取引態様」、製造業では「使用態様」など専門用語の形として用いられているケースもあるようです。
ちなみにですが、「態様」を前後に入れ替えた「様態(ようたい)」もあり、こちらは「物のありかた」や「行為のありさま」を意味する言葉になります。
「態様」の言葉の使い方や使われ方
・『活動家は国民の生活を省みない、今の政治の態様を鋭く指摘した』
・『これらの史料には当時の生活態様が詳しく記録されていた』
・『トラブルの原因究明には、業務の様態を細かく調査する必要がある』
まとめ
「態様」は「たいよう」と読み、「物事の状態や様子」、「物事のありさま」を意味する言葉です。
別の漢字を用いて「体様」と表記されることもあります。
また、字の順序を入れ替えた「様態(ようたい)」という言葉もあり、こちらは「物のありかた」や「行為のありさま」など「態様」に近い意味を含んでいます。
読み方だけでなく、漢字の順序にも注意して使用しましょう。
