「四面楚歌」の読み方と意味とは?「しめんていか」と「しめんそか」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「四面楚歌」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「四面楚歌」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「四面楚歌」の正しい読み方は「しめんそか」と「しめんていか」どちら

「四面楚歌」「しめんそか」と読みます。

「四面(しめん)」「楚歌(そか)」が組み合わさった四字熟語で、「しめん」「そか」共に音読みになります。

音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。

「楚」の音読みは「そ」、訓読みは「いばら・しもと・すわえ・むち」で、「しめんていか」という読み方はしません。

正しい読み方の結論

「四面楚歌」の正しい読み方は「しめんそか」です。

「しめんていか」とは読みません。

「四面楚歌」の意味

「四面楚歌」の意味は、「敵に囲まれ、誰からも助けてもらえず孤立すること」「周囲の者が皆自分の意見に反対している状態」のことです。

「四面楚歌」の由来は、中国の前漢時代に書かれた「史記」の故事からの引用です。

楚の国の項羽(こうう)が、垓下(がいか)という場所に追い詰められ、周囲を漢軍に取り囲まれます。

夜中に漢軍が楚の国の歌をうたうのを聞いて、項羽は楚の兵たちが全て漢軍に降伏したと思い込み、絶望したと言われています。

ここから、周囲を敵や反対する者に囲まれて孤立する状態のたとえとして使われる様になりました。

「四面楚歌」の言葉の使い方や使われ方

「四面楚歌」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『企画会議で四面楚歌状態になる』
・『トップセールスになってからは四面楚歌だ』
・『四面楚歌でも政治家をやめないのは偉い』

まとめ

今回は「四面楚歌」の読み方について紹介しました。

「四面楚歌」の正しい読み方は「しめんそか」で、「しめんていか」とは読みません。

正しく読める様に覚えておきましょう。

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