手へんに刃で「扨」の読み方とは?簡単に解釈

手へんに刃で「扨」の読み方とは? 読み方

手へんに刃と書く「扨」は何と読みどのような意味を持つのでしょうか。

今回は、「扨」の読み方と意味について解説します。

手へんに刃で「扨」の読み方

「扨」の読み方は音読がなく訓読みの「さて」のみです。

「扨」の意味や解説

「扨」とは、「話題を変える時や仕切り直す時に使う言葉」です。

話の途中や文章の切れ目などそれまでの話に一区切りがつきあらためて話を続けようとする際に使う表現です。

接続詞としてそれまでの話題から話の内容が変わるときに用いられますが言葉としての意味は特になく、リズムを整えたり一息いれたりする意味で使う言葉です。

それまでの話題から切り替える意味で使うことで話す人も聞く人も再度集中する効果が期待できますが、言葉としての意味は特にないので省いても成立します。

「扨」の熟語での使い方や使われ方

・『扨又』【さてまた】
「そうしてまた」という意味で使われる表現です。

それまでの言葉から後に続く言葉をつなげる時に用いる表現で、前述のことがあって後述のことにつながる場合に使います。

言葉の前と後でつながりはあるものの因果関係や原因など強い結びつきはなく、何らかの緩いつながりで結ばれている話題で用いられます。

・『扨措』【さておき】
「それはそれとして脇に置いておいて」という意味を持ちます。

それまでにしていた話題を別扱いにするときに用いる表現で、前のこととは別にして新しい話を持ち出したりそれまでの話を差し置いて新しい話題に移ったりする時に用いられる表現です。

都合の悪い話や続けたくない話などを打ち切るときに用いることもあります。

ひとまずその事柄を別にする一時しのぎの意味で使われるほか、物事をそのままの状態で放置し見限る意味で使う場合もあります。

まとめ

「扨」という漢字を使うことはほとんどありませんが言葉としては日常でも使われています。

いろいろな使い方があるので正しい意味と読み方を憶えておきましょう。

読み方
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言葉の読み方辞典
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