この記事では、「曖」の読み方を分かりやすく説明していきます。
日へんに愛で「曖」の読み方
「曖」という漢字は訓読みでは「曖(おお)う」や「曖(かげ)る」、「曖(くら)い」と読み、音読みでは「アイ」や「オ」と読みます。
「曖」の意味や解説
「曖」には「かげる」や「日がかげって暗い」、「おおう」、「おおいかくす」という意味が含まれています。
「曖」は太陽の象形である「日へん」に心臓と下向きの足、頭を巡らせて振り返る人の象形たる「愛」を組み合わせ、「雲が太陽にまといつく」や「かげる」という意味を表す会意兼形声文字として成り立った漢字です。
「曖」の熟語での使い方や使われ方
・『曖曖』【あいあい】
「うす暗く、ハッキリしない様」や「おぼろにかすんでいる様」を意味する言葉です。
・『曖昧』【あいまい】
「物事が態度がハッキリしないことやその様」、「あやふや」、「怪しくて疑わしいことやその様」、「いかがわしいことやその様」を意味する言葉です。
・『曖昧模糊』【あいまいもこ】
「物事の内容や意味がハッキリせずにぼんやりとしている様」を意味する言葉です。
・『曖昧検索』【あいまいけんさく】
「検索対象の言葉と完全一致していなくても、同義語や類義語などを検索できるサーチエンジンやデータベースにおける機能、サービスの1つ」を意味する言葉です。
・『曖昧屋』【あいまいや】
「茶屋や旅館、料理屋などに見せかけて、売春を営む家」を意味する言葉であり、「曖昧茶屋(あいまいぢゃや)」、「曖昧宿(あいまいやど)」とも表現されます。
まとめ
「曖」は訓読みでは「曖(おお)う」や「曖(かげ)る」、「曖(くら)い」と読み、音読みでは「アイ」や「オ」と読む漢字でした。
「曖」には「かげる」や「おおう」などの意味が含まれており、主に「曖昧」に関係する言葉として用いられていることが多いです。