この記事では、「粳」の読み方を分かりやすく説明していきます。
米へんに更で「粳」の読み方
「粳」は音読みでは、「コウ」と読みます。
また、訓読みで「うるち」、「ぬか」と読みます。
「粳」の意味や解説
「粳」とは、「うるち米」や「ぬか」などのことを意味しています。
「うるち米」とは、普段の食事で食べているお米のことを言います。
「うるち米」の品種としては、「コシヒカリ」、「あきたこまち」、「ひとめぼれ」などが挙げられます。
そして、「ぬか」は「糠」の漢字表記で、穀物を精白した時に出る種皮、果皮、胚芽などのことを指しています。
「うるち米」では、玄米を白米に精米した時に出る外皮などで、「米糠(こめぬか)」とも言います。
「米糠」は糠漬けの糠床や、食器洗いなどにも利用することができます。
「粳」の熟語での使い方や使われ方
・『粳粟』【うるちあわ・うるあわ】
粳の粟のことで、粘りが少ないのが特徴です。
粟飯や、餅の原料などにします。
・『糯粳性』【もちうるちせい】
イネ科植物の種子に含まれている澱粉(でんぷん)の性質のことを意味しています。
・『自然粳』【じねんご・じねんこ・じねんこう】
竹の実のことを表しています。
「竹米(ちくべい)」や「ささみどり」とも言います。
白い米粒状で食べられます。
まとめ
「粳」は「米」に「更」と書きますが、「米」は音読みで「ベイ」、「マイ」、「メ」、訓読みで「こめ」、「よね」、「メートル」と読み、「こめ」、「メートル」、「国名の亜米利加(アメリカ)の略」などの意味があります。
また、「更」は音読みで、「コウ」、訓読みで「さら」、「ふ(ける)」、「ふ(かす)」などと読んで、「さらに」、「ふける」、「あらためる」などを表しています。
言葉の読み方や意味を知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。