この記事では、「心理的瑕疵」の読み方を分かりやすく説明していきます。
の正しい読み方は「しんりてきかし」と「しんりてきばっぴ」どちら
「心理的瑕疵」において、どちらが正しいかのポイントとなる「瑕疵」の熟語に使われている漢字の個別の読みを、最初に確認します。
「瑕」の漢字の音読みは「カ」で、訓読みは「きず・あやま(ち)」です。
また「疵」の漢字の音読みは「シ」で、訓読みは「きず・やまい・そし(る)」です。
ここから音読み+音読みで繋げると「かし」と読めますが、漢字の読みからは「ばっぴ」とは読めそうにありません。
さて、「心理的瑕疵」の正しい読み方は、「しんりてきかし」なのか、「しんりてきばっぴ」なのか、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
「心理的瑕疵」の正しい読み方は、「しんりてきかし」で、「しんりてきばっぴ」と読むのは間違いです。
なぜ「しんりてきばっぴ」と読む間違いが生じるのかは、理解できません。
「心理的瑕疵」の意味
「心理的」とは、「心の働きに関するさま」を意味し、「瑕疵」とは、「きずや、欠点や、過失」を意味します。
従って、「心理的瑕疵」とは「心の働きに傷や過失を与えること」の意味となります。
「心理的瑕疵」の言葉の使い方や使われ方
・『この住宅で、孤独死があったとの噂があり、それが心理的瑕疵として、中々家が売れない』
・『法的瑕疵のある家を購入すると、後々不利益となることもありますが、心理的瑕疵なら自分が納得すればOKで、かえって安く家を購入できます』
まとめ
「心理的瑕疵」の正しい読み方は、「しんりてきかし」で、「しんりてきばっぴ」と読むのは間違いです。
また、この「心理的瑕疵」とは「心の働きに傷や過失を与えること」を意味する言葉です。