この記事では、「懐紙」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「懐紙」の正しい読み方は「かいし」と「ふところがみ」どちら
「懐紙」は「かいし」「ふところがみ」とどちらも正しい読み方となります。
正しい読み方の結論
「懐紙」の読み方は二通りあり、意味も同じです。
どちらを使っても間違いではありませんが、一般的には「かいし」と使うことがほとんどでしょう。
自分が使う際は「かいし」にしておく方が無難と言えます。
「懐紙」の意味
「懐紙」とは、懐に畳んで入れておく紙の総称です。
茶席でお菓子を取り分けたりする時に使う紙という意味で使われることが多いでしょうか。
それ以外には、ちり紙(ティッシュ)、歌などを書く紙という意味でもありますが、現代においてその用途で普段から持ち歩いている人は少ないでしょう。
また、同じ意味を持つ言葉として「畳紙(たとうがみ)」「畳(たとう)」などがあります。
まとめますと「懐紙」は、「かいし」「ふところがみ」と読み方は違っても同じものを意味しています。
そして「畳紙(たとうがみ)」も同じ意味だと併せて覚えておきましょう。
「懐紙」の言葉の使い方や使われ方
・『素早くクッキーを懐紙に包み、そっと持たせてあげた』
・『懐紙の正しい折り方がわからないので祖母に聞いてきた』
・『懐紙とは、着物の懐に入れて持ち歩くものです』
・『奥様は、美しい懐紙を集めていた』
・『今は懐紙というと茶席に使うぐらいだが、昔はティッシュ、歌を書くものとして使われていたのだ』
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「懐紙」の正しい読み方、言葉の意味について解説しました。
「かいし」「ふところがみ」、どちらも正しい読み方で意味も同じです。
現在は「かいし」と読むことが一般的だと覚えておきましょう。