口へんに兄と書く漢字には「呪」があります。
この記事では、「呪」の読み方を分かりやすく説明していきます。
口へんに兄で「呪」の読み方
「呪」は音読みで「じゅ」や「しゅう」と読み、訓読みは「呪う」で「のろう」や「まじなう」、「呪い」で「のろい」や「まじない」と読みます。
「呪」の意味や解説
「呪」は他人に対して災いが降りかかるように願うことを表す言葉であり、この行為は「呪い」と表現されます。
「呪い」は特定の儀式や神様に祈る行為によって発生するものであり、これらは非科学的要素を含んでいるのが特徴です。
「呪」はこれ以外にも悪魔や自分に対する災いを払うため神様に祈ることを表す時にも使います。
「呪う」は「のろう」と「まじなう」という2つの読み方を使うことが可能ですが、前者は人に災いを願う時に使う言葉であり、後者は自分に降りかかった災いを取り除くことを願う時に使うのが特徴です。
「呪」の熟語での使い方や使われ方
・『呪詛』【じゅそ】
「特定の人に災いや不幸が訪れるように願うこと」を表す言葉です。
「呪詛」は神秘的な行為や超自然的な方法によって他人に災いを与えようとする願いであり、こちらはフィクションの作品でも使われています。
・『呪術』【じゅじゅつ】
「神秘的な力や超自然的な方法を使って願い通りの事柄を起こすこと」を表す言葉であり、こちらは様々な方法が存在します。
「呪術」には魔法や魔術などが使われており、神話からフィクションの作品まで様々なものが存在します。
・『呪縛』【じゅばく】
「まじないや呪いによって人を行動できなくすること」であり、こちらは比喩的な表現としても使うことが可能です。
まとめ
「呪」は他人に対して災いが降りかかるように願うことを表す言葉であり、こちらは「呪い(のろい)」と読みます。
「呪い(まじない)」は自分の災いを取り除く時に願うことを表します。