この記事では、「洛」の読み方を分かりやすく説明していきます。
さんずいへんに各で「洛」の読み方
洛は、音読みでらくと読む事が出来る漢字です。
訓読みの方では、みやこやつらといった読み方が出来ます。
「洛」の意味や解説
文字で表記されたものを目にすれば一目瞭然な事でしょうが洛は、さんずいへんの隣に各の文字を組み合わせる事によって完成した漢字です。
そんな洛は、みやことか京都、連なる等の意味を有しています。
画数は全部で9画で、常用漢字においては準1級レベルとなっていますが、残念ながら現在の常用漢字からは外れてしまっているのです。
そのため普段の生活の場で、この洛の漢字を目にしたり、用いる機会というのはほとんどありません。
「洛」の熟語での使い方や使われ方
・『上洛』【じょうらく】
「地方から京都へと行く事」という意味を持つ言葉として、使用されているのです。
・『帰洛』【きらく】
「都に帰る」という意味の言葉として、駆使する事が出来ます。
日本では特に、京都に戻るという意味で使われていました。
・『洛北』【らくほく】
「都の北」を意味する言葉であり、主に京都の北郊を指し示すために用いられていた言葉です。
まとめ
さんずいへんの横に各の文字を付け足す事によって成立した洛は、音読みでらく、訓読みではみやこにつらという読み方が可能な漢字となっています。
更にみやことか京都、中国の川の名や連なる、続くといった意味を所有する漢字です。
ただし常用漢字には含まれてはいないため、雑誌や新聞、テレビ等のメディア上では、基本的に使用されてはいない漢字の1つとなっています。
お陰で日常生活の中で、この漢字を見たり利用するケースというのは、余りなかったりするのです。
以上の事からこの洛は、現代人にとって馴染み深い漢字であるとは言えない漢字となっています。