この記事では、「蜆」の読み方を分かりやすく説明していきます。
虫へんに見で「蜆」の読み方
蜆は、音読みでけんとげんと読む事が出来る漢字です。
訓読みでは、しじみとかみのむしと読めます。
「蜆」の意味や解説
文字で書かれたものを目にすれば一目瞭然な事となるのでしょうが蜆は、虫へんの横に見の文字を付け加える事によって誕生した漢字です。
そんな蜆は、しじみや二枚貝の一種、みのむしといった意味を有しています。
画数は全部で13画であり、漢字検定においては1級レベルとなっていますが、残念ながら常用漢字からは外れてしまっているのです。
そのため日常生活の中で、この蜆の漢字を目にしたり、用いる場面というのはかなり限定されています。
「蜆」の熟語での使い方や使われ方
・『蜆貝』【しじみがい】
「しじみやその貝殻の事」とか「少女の陰部を表す隠語」といった意味を持つ言葉として、利用されているのです。
・『蜆掻き』【しじみかき】
「川底の泥の中からしじみを取る事やそのための道具」を表現する言葉として、駆使されています。
・『蜆汁』【しじみじる】
「殻のままのしじみを実にして食べる味噌汁」を指し示す言葉として、この蜆汁は使われているのです。
まとめ
文字を見ての通り、蜆は虫へんの横に見の文字を付け足す事によって成立している漢字となっています。
更にこの漢字は、しじみとかみのむし、二枚貝の総称等の意味を所有しているのです。
ただし蜆は現在の常用漢字には含まれていないため、雑誌やテレビ、新聞といったメディア上では、余り用いられない漢字となっています。
お陰で普段の生活の場で、この漢字を見掛けたり、使用する機会というのは、それ程多くはなかったりするのです。
だからこそこの蜆の漢字は、多くの現代人にとって、決して馴染み深いとは言えない漢字となっています。