革へんに安で「鞍」の読み方とは?簡単に解釈

革へんに安で「鞍」の読み方とは?簡単に解釈 読み方

この記事では、「鞍」の読み方を分かりやすく説明していきます。

革へんに安で「鞍」の読み方

「鞍」という漢字は訓読みでは「くら」と読み、音読みでは「アン」と読みます。

「鞍」の意味や解説

「鞍」には「くら(牛や馬の背中につける道具)」という意味が含まれています。

「鞍」は頭から尾まで剥いだ獣の皮の象形である「革へん」に屋根や家屋と安らぐ女性の象形である「安」を組み合わせ、「くら(馬などの背中につけて乗る人を安定させるための革製の馬具)」という意味を表す会意兼形声文字として成り立った漢字です。

「鞍(くら)」「人が乗りやすくするために、馬や牛などの背中につける道具」を意味する言葉です。

「鞍」を使った例文

・『国によって、鞍の装飾やデザインに違いがあるのは面白い』
・『鞍を外された馬が馬小屋へと戻された』

「鞍」の熟語での使い方や使われ方

・『鞍馬』【あんば】
「鞍を置いた馬」「馬の背中のような形状を持つ台へ2つの取っ手をつけた体操用具」を意味する言葉です。

・『鞍馬天狗』【くらまてんぐ】
「その昔、鞍馬の僧正谷に住んでいたとされる天狗」を意味する言葉です。

・『鞍鹿』【くらしし】
「ニホンカモシカの別名」を意味する言葉です。

「鞍」の地名での使われ方

・『鞍手郡』【くらてぐん】
福岡県に所在する地名です。

・『植木町鞍掛』【うえきまちくらかけ】
熊本県熊本市北区に所在する地名です。

「鞍」の名前での使われ方

・『石鞍』【いしくら】
大分県や大阪府、埼玉県、福岡県、岐阜県に見られる日本の名字です。

・『板鞍』【いたくら】
東京都や熊本県、岐阜県に見られる日本の名字です。

まとめ

「鞍」は訓読みでは「くら」と読み、音読みでは「アン」と読む漢字でした。

そして、「鞍」には「くら」という意味が含まれています。

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