この記事では、「輯」の読み方を分かりやすく説明していきます。
車へんに口耳で「輯」の読み方
輯は、音読みでしゅうやじゅう、しょとしょうと読む事が出来る漢字です。
訓読みでは、あつとかやわと読みます。
「輯」の意味や解説
文字での表記を目にすれば一目瞭然な事となるのでしょうが輯は、車へんの隣に口と耳を組み合わせた文字を付け加える事によって誕生した漢字です。
そんな輯は、集めるや集まる、和らげるとかおさめる等といった意味を有しています。
画数は全部で16画であり、漢字検定では準1級レベルとなっていますが、現在の常用漢字には含まれていません。
そのため日常生活の中で輯の漢字を目にしたり、駆使する場面は決して多くはなかったりするのです。
「輯」の熟語での使い方や使われ方
・『輯録』【しゅうろく】
「集めて記録を行う事やその様な記録」を意味する言葉として、この輯録は使われています。
・『編輯』【へんしゅう】
「一定の方針により資料や材料を集めた上で、書物や新聞、雑誌等の形式に纏める事」といった意味の言葉として、用いられているのです。
・『纂輯』【さんしゅう】
「文書や資料を集めて、書物に纏める事」を表す言葉として、利用されています。
まとめ
文字を見れば即座に分かる様に輯は、車へんの横に口と耳の文字を合体させたものを付け足す事で成立した言葉です。
音読みでは、しゅうとかじゅう、しょにしょうと読み、訓読みでは、やわやあつと読む事が出来ます。
更に集まるや集める、和らげるにおさめるといった意味を所有しています。
ただし残念ながら常用漢字からは外れてしまっているため、新聞やテレビ、雑誌等のメディア上では滅多に使われない漢字です。
お陰で普段の生活の場で、この輯の漢字を見たり使用する機会は限定されており、大半の現代人にとっては馴染み深い漢字であるとは言えません。
