この記事では、「種々」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「種々」の正しい読み方は「しゅじゅ」と「たねだね」どちら
種々の漢字を目にして、たねだねと読んでしまう人がいるものです。
確かに種の漢字は単体で、たねと読む事が出来ます。
更にその後に続く々の字自体には意味はなく、同じ漢字が繰り返されるという記号です。
なので種々は種種と表記も可能な言葉であり、発音し易くするために、後のたねはだねに変化し、たねだねと読むのではと考える事が出来ます。
所が残念ながら、種々をたねだねと読むのは誤りです。
種々は、しゅじゅと読むべき言葉となっています。
正しい読み方の結論
種々は、しゅじゅと読むのが正解な言葉です。
というのも種の漢字は単体でも、しゅと読む上に、その後に同じ漢字が続くという記号である々が続き、要するに種種という漢字となっています。
ですが発音し易くする目的で、しゅしゅではなく、後の語を濁らせて、種々はしゅじゅと読む事になったのです。
「種々」の意味
種々は、しゅるいや類い、植物のたねといった意味がある種の漢字に、前の漢字と同じという記号を表す々の漢字を加える事で、完成した言葉となっています。
以上の事から種々は、数多くの種類がある事や色々といった意味を示すのです。
「種々」の言葉の使い方や使われ方
・『彼は種々雑多な美術品の収集を趣味にしています』
・『この地域の人々は、種々様々な意見を持っているのです』
・『私が勤務する植物園では現在、種々様々な薔薇が咲いています』
まとめ
種々の漢字表記を見て、中にはたねだねと読んでしまう人がいます。
ですが残念ながら、種々をたねだねと読むのは誤りであり、正しくは、しゅじゅと読むべき言葉です。
そんな種々ですが、数多くの種類があるやとりどりといった意味に用いられます。