この記事では、「間隙」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「間隙」の正しい読み方は「かんげき」と「ますき」どちら
「間隙」の正しい読み方を考えるために、最初に熟語を構成する漢字の個別の読み方について説明します。
「間」の漢字の音読みは「 カン・ケン」で訓読みは「あいだ・ま」です。
また「隙」の漢字の音読みは「ゲキ」で訓読みは「すき」です。
ここから、音読み+音読みで繋ぐと「間隙」は「かんげき」と読めますし、訓読み+訓読みで繋ぐと「ますき」と読むことも可能です。
さて、正しい読み方はどちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「間隙」の正し読み方は、「かんげき」で、「ますき」と読むのは間違いです。
勘の良い方は、すぐ気づかれたと思いますが、「間」と「隙」の漢字を入れ替えて「隙間」とすれば、こちらは訓読み+訓読みで「すきま」と読み、次に示す「間隙」と同じ意味の言葉となります。
「間隙」の意味
「間隙」とは、「物と物とのあいだや、空間的・時間的なすきま」を意味する言葉です。
ちなみに「隙間」は、「物と物との間の、わずかにあいている所」の意味で、ほぼ同じ意味となります。
「間隙」の言葉の使い方や使われ方
・『彼は多忙な日々の間隙をぬって、家族サービスもしっかり行っています』
・『ラグビーの試合で、彼は見事なステップを踏んで、ディフェンスの間隙を突いてトライした』
・『昼休みの間隙を使い、故障したスマホの修理依頼に走った』
まとめ
「間隙」の正し読み方は、「かんげき」で、「ますき」と読むのは間違いです。
また、この「間隙」とは、「物と物とのあいだや、空間的・時間的なすきま」を意味する言葉です。