この記事では「隆盛」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「隆盛」の正しい読み方は「りゅうせい」と「たかもり」どちら
「隆盛」の正しい読み方を考えるために、使われている二つの漢字の個別の読みを、最初に説明します。
「隆」の漢字の音読みは「リュウ」で、訓読みは「たか(い)・さか(ん)」です。
また「盛」の漢字の音読みは「セイ・ジョウ」で、訓読みは「さか(ん)・も(る)」です。
ここから、音読み+音読みで繋げると、「隆盛」は「りゅうせい」と読めます。
しかし訓読み+訓読みを繋げると、「たかもり」と読めないこともなさそうです。
さて、正し読み方は「りゅうせい」と「たかもり」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「隆盛」の正しい読み方は「りゅうせい」で、「たかもり」と読むのは間違いです。
名前では西郷隆盛のように、「たかもり」との読みはあるでしょうが、一般的な言葉の読みとしては間違いなのです。
「隆盛」の意味
「隆盛」とは、「勢いが盛んなこと」を意味する言葉です。
漢字の訓読みでは、「隆」は「たか(い)・さか(ん)」で、「盛」の訓読みも「さか(ん)・も(る)」です。
ここから「隆盛」の意味が読み取れると思います。
「隆盛」の言葉の使い方や使われ方
・『隆盛を極めていたインカ帝国は、いとも簡単に崩壊してしまった』
・『日本の高度成長時代は、輸出の隆盛によってもたらされたと言っても過言ではない』
・『江戸時代は、戦いがなくなり平和になったことで、町民文化が隆盛を極めたと言えます』
まとめ
「隆盛」の正しい読み方は「りゅうせい」で、「たかもり」と読むのは間違いです。
また、この「隆盛」とは、「勢いが盛んなこと」を意味する言葉です。