「作業床」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「作業床」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「作業床」の正しい読み方は「さぎょうゆか」「さぎょうしょう」
「作業床」の正しい読み方は「さぎょうゆか」と「さぎょうしょう」の2つです。
「作業」は「作業員」【さぎょういん】「軽作業」【けいさぎょう】など「さぎょう」と読みます。
「床」は「床板」【ゆかいた】「床暖房」【ゆかだんぼう】など「ゆか」以外に「床几」【しょうぎ】「病床」【びょうしょう】など「しょう」とも読みます。
それぞれの読み方を組み合わせた「さぎょうゆか」と「さぎょうしょう」の2つが「作業床」の正しい読み方です。
「作業床」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「作業床」のよくある間違った読み方として挙がるのが「さくぎょうゆか」「さぎょうどこ」です。
「作」には「作成」【さくせい】「合作」【がっさく】など「さく」という読み方があり「床」は「寝床」【ねどこ】「糠床」【ぬかどこ】など「どこ」とも読みます。
いずれも「作業床」の正しい読み方ではありません。
「作業床」について説明
「作業床」とは、「高所作業で転落防止のために設けられる床」のことです。
建築現場では安全管理のために高さ2m以上で作業する時には専用の床を設置することが義務付けられています。
作業中に歩いたり踏ん張ったりするのに利用する足場となる床が「作業床」です。
幅は40cm以上で床材の隙間は3cm以下、床材と建地との隙間は12cm未満と定められています。
「作業床」の言葉の由来
「作業用の床」に由来します。
まとめ
「作業床」は建築現場の専門用語です。
どちらの読み方でも意味は同じなので覚えておきましょう。