この記事では、「昔日」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「昔日」の正しい読み方は「せきじつ」
昔は、昔時や昔年、古昔等の言葉を見れば理解出来る事でしょうが、音読みでせきと読める漢字です。
後ろの日の漢字は、落日とか日月、元日に先日の様に、音読みでじつと読む事が出来ます。
だからこそ昔の漢字のせき読みと、日の漢字のじつ読みとを組み合わせる事で昔日は、せきじつと読むのが正しい読み方となっているのです。
「昔日」の間違った読み方や間違いやすい読み方
大昔や昔話といった言葉の通り、昔の漢字は訓読みで、むかしと読む事が出来ます。
もう一方の日の漢字は、厄日とか朝日、日にちの言葉みたいに訓読みで、ひと読む事が可能です。
お陰で2つの漢字の訓読みを繋げる形で昔日を、むかしひと読む人もいたりします。
確かに昔の漢字をむかしと読む事も、日の漢字をひと読む事も間違いではありません。
所が昔日の漢字表記に対して、訓読み同士を合体させて、むかしひと読むのは完全に誤りとなるので、この様な読み方をすべきではないです。
「昔日」について説明
昔日は、文字の構成が示す様に、昔の日々とか過去の日々を表すのです。
まとめ
昔の漢字は訓読みでむかしと読めるし、日の漢字は訓読みでひと読む事が出来ます。
故に昔日の言葉を目にした人の中には、訓読み同士を繋ぎ合わせて、むかしひと読んでしまう人も存在しているのです。
ですが昔日という漢字表記に対して、訓読み同士を組み合わせる読み方は、残念ながら間違いとなっています。
以上の事から昔日は訓読みではなく、音読み同士を繋げて、せきじつと読むのが正解です。
そんな昔日は、過去や昔の日々といった意味の言葉として使われています。