「焼灼」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「焼灼」の読み方とは? 読み方

「焼灼」は何と読むのでしょうか。

この記事では、「焼灼」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「焼灼」の正しい読み方は「しょうしゃく」

「焼灼」の正しい読み方は「しょうしゃく」です。

「焼」には「焼却」【しょうきゃく】「延焼」【えんしょう】など「しょう」という読み方があります。

「灼」「灼熱」【しゃくねつ】「赫灼」【かくしゃく】など「しゃく」と読みます。

漢字の読み方を組み合わせてできる「しょうしゃく」「焼灼」の正しい読み方です。

「焼灼」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「焼灼」のよくある間違った読み方として挙がるのが「やきしゃく」「やけしゃく」です。

「焼」には「焼芋」【やきいも】「網焼」【あみやき】など「やき」という読み方のほか「焼野原」【やけのはら】「生焼」【なまやけ】など「やけ」とも読みます。

どちらも漢字の読み方としては正しいのですが「焼灼」の読み方には当てはまりません。

「焼灼」について説明

「焼灼」とは、「治療を目的に体組織を焼くこと」を意味する言葉です。

外科治療に用いられる組織を焼く施術を指します。

体組織を高熱で焼くとタンパク質が凝固して変質します。

そのような作用を利用して病巣を焼き切ったり出血部分を焼いて止血したりすることを表す専門用語が「焼灼」です。

体組織を焼くと言っても炎で熱するのではなく電気や薬品を使います。

「焼灼」の言葉の由来

「焼」「灼」にはどちらも「熱や火などであぶり作用を及ぼしてやく」という意味があります。

「組織をあぶって焼く」「焼灼」の由来です。

まとめ

「焼灼」は一般的には使わない医療の専門用語です。

治療法の説明で使われることがあるので覚えておきましょう。

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