「被覆」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「被覆」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「被覆」の正しい読み方は「ひふく」
「被覆」の正しい読み方は「ひふく」です。
「被覆」には「被害」【ひがい】「被災」【ひさい】など「ひ」という読み方があります。
「覆」は「覆」【ふくめん】「傾覆」【けいふく】など「ふく」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「ひふく」が「被覆」の正しい読み方です。
「被覆」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「被覆」のよくある間違った読み方として挙がるのが「かぶふく」「ひまく」です。
「被」には「被り物」【かぶりもの】「被せる」【かぶせる】など「かぶ」という読み方がありますが「かぶふく」とは読みません。
「ひまく」は「覆」を「膜」【まく】と見間違えたことによる読み間違いです。
「被覆」について説明
「被覆」とは、「物の表面に他のものを乗せてすき間なく包むこと」を意味する言葉です。
あるものをコーティングするように別のものでくるむ様子を表す言葉で、特に電線やアンテナ線など金属製の芯線を包む絶縁体製の外皮を表す言葉として使われています。
ケーブルの本体は中身の金属線ですが製品は緑や青などに色分けされたビニール樹脂で包まれた構造になっています。
緑や青などに色分けされている外側から金属線を包んでいる部分が「被覆」です。
ケーブル以外にも畑の作物に日が当たらないように上にカバーをかける行為や品物が汚れないように紙で包んだりすることも「被覆」に当たります。
「被覆」の言葉の由来
「被せて覆う」に由来します。
まとめ
「被覆」は日常的に使う言葉ではなく読み間違いやが多いので正しい読み方を知っておきましょう。