この記事では、「鑷子」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「鑷子」の正しい読み方は「せっし」
「鑷子」は、せっしと読むのが正しい読み方となっているのです。
とはいえ子の漢字は、子孫や妻子、種子等の言葉を見れば理解出来る様に、音読みでしと読まれる事が多い漢字となっています。
問題は最初の鑷の漢字で、音読みでせつという読みはあるものの、せっという読みは存在していません。
もっともこれは日本語の、促音化と呼ばれる読み方によるものです。
促音化とは2つの語が結び付いて1つの語になる際に、後ろの語の前に付いた音が、っに変化する事があります。
「鑷子」はそんな促音化により、せっしと読めるのです。
「鑷子」の間違った読み方や間違いやすい読み方
鑷は、音読みでせつと読めるため、子の音読みと組み合わせる事で、「鑷子」をせつしと呼んでしまう人もいたりします。
他にも鑷は訓読みで、けぬきと読めるし、子供とか子育てといった言葉みたいに子の漢字は訓読みで、こと読む事が可能です。
そのため訓読み同士を合体させる形で、「鑷子」が、けぬきこと読まれてしまうケースもあります。
所が「鑷子」に対して、せつしと読むのもけぬきこと読むのも間違いなので、この様な読み方はすべきではありません。
「鑷子」について説明
「鑷子」は、小さな物を摘まむのに使用するピンセットを表すのです。
まとめ
鑷の漢字は音読みでせつと読め、子は音読みでしと読む事が可能な漢字となっています。
故にそれら2つの漢字の音読み同士を組み合わせる事で「鑷子」の漢字表記を、せつしと読んでしまう人も存在するのです。
ですが「鑷子」は促音化によって、つをっに変化させる必要があり、せっしと読むのが正解な読み方となっています。
そんな「鑷子」は、ピンセットを意味する言葉です。