この記事では、「長瀞」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「長瀞」の正しい読み方は「ながとろ」
「長瀞」は「ながとろ」と読む言葉です。
「長」を「ナガ」と読み、「瀞」を「トロ」と読みます。
いずれも訓読みとなります。
「長瀞」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「長瀞」の間違いやすい読み方は「ちょうせい」や「ちょうじょう」、「じょうせい」や「じょうじょう」です。
音読みでは「長」は「ちょう」または「じょう」と読み、「瀞」は「せい」や「じょう」と読みますが、「長瀞」は「長」と「瀞」の訓読みを組み合わせた言葉になるため、音読み同士を組み合わせて読むのは誤りとなります。
また、「ながせい」や「ながじょう」、「ちょうとろ」や「じょうとろ」など音読みと訓読みを織り交ぜて読むのも間違いになりますので注意しましょう。
「長瀞」について説明
「長瀞」は埼玉県の秩父郡長瀞町に存在する渓谷のことを指します。
荒川の上流に位置し、結晶片岩が岩畳のように広がる長瀞岩畳や、川底の岩盤に生じる甌穴、「秩父赤壁」とも言われる断層の岩壁などが有名です。
国の名勝・天然記念物に指定されている景勝地でもあり、春は桜、秋は紅葉といった季節の自然を堪能できます。
春から夏にかけては「長瀞ライン下り」をはじめとした川遊びのアクティビティも楽しめます。
また、周辺にキャンプ場が設けられているため、長瀞の豊かな自然の中でキャンプをエンジョイすることも可能です。
そのほか、ロープウェイや温泉などの見どころもあり、観光地として高い人気を誇ります。
まとめ
「長瀞」は「ながとろ」と読むのが正しい言葉です。
「ちょうせい」や「じょうせい」などとは読まないので注意が必要です。
埼玉県の秩父にある渓谷を指すこと、様々な見どころがある点も併せて覚えておきましょう。
ぜひ漢字の正しい読み方を理解する参考にしてください。