「雌牛」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「雌牛」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「雌牛」の正しい読み方は「めうし」「めすうし」
「雌牛」の正しい読み方は「めうし」と「めすうし」の2つです。
「雌」には「雌螺子」【めねじ】「雌花」【めばな】など「め」という読み方があるほか「雌犬」【めすいぬ】「雌猫」【めすねこ】など「めす」とも読みます。
「牛」は「牛小屋」【うしごや】「牛飼」【うしかい】など「うし」と読みます。
それぞれの読み方を組み合わせてできる「めうし」と「めすうし」の2つが「雌牛」の正しい読み方です。
「雌牛」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「雌牛」のよくある間違った読み方として挙がるのが「しうし」「めぎゅう」です。
「雌牛」には「雌雄」【しゆう】「雌性」【しせい】など「し」という読み方があり「牛」は「牛肉」【ぎゅうにく】「水牛」【すいぎゅう】など「ぎゅう」とも読みます。
どちらも「雌牛」には使わない読み方です。
「雌牛」について説明
「雌牛」とは、「めすの牛」を表す言葉です。
動物の性別のうち妊娠出産可能な性別のことを「雌」【めす】といいます。
「雌牛」は雌の牛、つまり妊娠出産可能な性別の牛を意味する言葉です。
もう一方の「雄牛」【おうし・おすうし】に比べて肉質が柔らかいことから食肉牛として高く評価されます。
「雌牛」の言葉の由来
人間でいうところの女に当たる性の動物を「雌」といいます。
「女の牛」が「雌牛」の由来です。
まとめ
「雌牛」は本来「めうし」と読みますが、説明的な読み方である「めすうし」も広く使われています。
現在はどちらも正しい読み方とされているので両方とも覚えておきましょう。