この記事では、「白村江の戦い」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「白村江の戦い」の正しい読み方は「はくすきのえのたたかい」と「はくそんこうのたたかい」
「白村江の戦い」の正しい読み方は、「はくすきのえのたたかい・はくそんこうのたたかい」になります。
「白村江の戦い」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「白村江の戦い」の間違いやすい読み方として、「はくそんえのたたかい・しろそんこうのたたかい・しろむらえのたたかい」などを挙げることができます。
しかし、「白村江の戦い」の「白村江」は音読みでそのまま読めば「はくそんこう」、日本語風に読めば「はくすきのえ」というのが正しい読み方となります。
「白村江の戦い」について説明
「白村江の戦い」は、「663年10月(天智2年8月)に朝鮮半島の白村江で行われた日本(倭国)・百済と唐・新羅の戦い」を意味しています。
6〜7世紀にかけての朝鮮半島は「高句麗・新羅・百済」が勢力争いをする三国時代でしたが、唐(中国王朝)と結んだ新羅(しらぎ)がこの「白村江の戦い」で百済(くだら)・日本の連合軍を破ったことで朝鮮半島の支配権を確立しました。
高句麗は唐の三度の遠征で667年に滅ぼされ、百済も660年にいったん滅ぼされました。
「白村江の戦い」は百済復興をかけた戦いでしたが、日本と同盟した百済が敗れたことで、唐・新羅の朝鮮半島での覇権が確立しました。
百済復興は完全に失敗して、日本は朝鮮半島における拠点を喪失することになりました。
まとめ
この記事では、「白村江の戦い」の正しい読み方が「はくすきのえのたたかい・はくそんこうのたたかい」であることを説明しました。
「白村江の戦い」の間違いやすい読み方や「白村江の戦い」という言葉の意味についても詳しく解説していますので内容を確認してみてください。