「砦」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「砦」の読み方とは? 読み方

この記事では、「砦」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「砦」の正しい読み方

「砦」の正しい読み方は「とりで」です。

「とりで」は訓読みになります。

訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。

「砦」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「砦」「いわ」「しば」「あじと」などと間違って読まれることがあります。

「砦」について説明

「砦」の意味は以下の通りです。

1つ目は、「守りを固めるために本城の外の要所に築く、小規模な城」という意味です。

2つ目は「外敵の攻撃を防ぐために造られた、基地の代わりとなる建物」という意味です。

3つ目は転じて「ここだけは絶対に守りたいという思想や規範」という意味です。

「砦」は戦用語として「砦を守る」などと使われたり、日常用語として「最後の砦」などと使われます。

似た意味の言葉に「要塞(ようさい)」があり、「外敵等から戦略上重要な地点を守る為に築かれた構築物」という意味です。

「砦」「本城を守る目的で作られた建物」であり、「要塞」「本城・街など重要拠点を守る為に作られた、比較的大きな建物」という意味で、目的が違っています。

「砦」の言葉の由来

「砦」という漢字は「立ち止まる足」「年老いた女性」「崖の下に落ちている石」の象形で、ここから「城の側に築いた石の建物」を表す様になりました。

「とりで」という読みかたは、「本城から取り出して築いた城」が語源とされています。

まとめ

今回は「砦」の読み方について紹介しました。

間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。

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