この記事では、「春嵐」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「春嵐」の正しい読み方は「はるあらし」と「しゅんらい」どちら「春嵐」の正しい読み方を考えるために、この熟語で使われている漢字の読みについて説明します。
「春」の漢字の音読みは「シュン」で、訓読みは「はる」です。
また、「嵐」の漢字の音読みは「ラン」で、訓読みは「あらし」です。
ここから、訓読み+訓読みで繋ぐと「はるあらし」と読めます。
また音読み+音読みで繋げば、「しゅんらん」とは読めますが、「しゅんらい」とは読めそうにないと思われます。
さて、「春嵐」の読み方としては、「はるあらし」と「しゅんらい」のどちらが正しいのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論的には、「春嵐」の読み方としては、「はるあらし」は正しいですが、「しゅんらい」と読むのは明らかな間違いです。
ちなみに、「春嵐」は先に説明した音読みを重ねた「しゅんらん」とも読まれます。
「しゅんらい」は、恐らくは「春雷」のことで、これと「春嵐」とを、勘違いされたことによる、読み間違えだと推定されます。
「春嵐」の意味
「春嵐」とは、文字通り「春の嵐」のことで、「春先に吹く強い風」を意味する言葉です。
「春嵐」の言葉の使い方や使われ方
・『激しい春嵐により、梅の花がすっかり散ってしまいました』
・『昨夜は激しい風が吹きましたが、これは春嵐であり、ここから暖かさが増してくると思います』
・『春の嵐とはよく言いますが、それを春嵐(しゅんらん)と呼ぶことは知りませんでした』
まとめ
「春嵐」の読み方としては、「はるあらし」は正しいですが、「しゅんらい」と読むのは、明らかな間違いです。
この「春嵐」は「しゅんらん」とも読まれます。
また、「春嵐」とは、「春先に吹く強い風」を意味する言葉です。